50代から「海外二重生活」に挑戦する日記

日本を出て、もっとゆっくり、幸せに暮らしたい。私たち夫婦は海外と二重生活ができるように、場所を選ばない仕事「コーチ」「不動産」をしながら、日本と海外の二重生活を目指します。

どっきりカメラ並にドッキリする、の巻。

 

「どっきりカメラ」、このネタはどの世代まで通用するのだろうか。

これ、どっきり? と思うような驚きの展開があった。

社長になる?と聞かれたのは、人生で初めてだ。

 

「え? ダイトリ?」私の大声は、

朝のカフェベローチェに響き渡り、周りの客が私を見たのが分かった。

 

 

夫は、代々続く会社を経営している。

君が社長になるって手もあるよ、と言われた。

 

もう新年早々、どっきりカメラ、やめてよセニョール。

もう、これどこでカメラ回してんの?

そんなギャグセンスもさすがだわ、私の夫。

 

『取り締まられ役』ならオッケー、

と定年間近のおじ様が言っていたネタで返そうと思ったが、

意外と夫は真面目に考えていたようなので、止めた。

 

私がずっとこれからのキャリアを悩んでいたから、

彼なりに考えてくれたのだろう。

両親の介護も出てきたので、なかなか自由に身動きはとれない。

地方都市ではオプションが限られている。

 

君のやりたいことは、事業なのではないか。

地方都市にいると、やりたいことは制限されるけど、

会社員の制約の中ではできないかもしれないけど、

せっかくうちは会社をやっているんだから、

代表取締役ならどうか。

 

か「・・・や、役員ならいいかも。。」

蚊の鳴くような声で言った。

 

夫「副業禁止でしょう、あなたの会社」

 

か「会社潰しちゃったらどうしよう」

 

夫「経理は僕がやるから、それは絶対にない」

 

なるほど。

いろいろ考えてくれたのだね、ありがとう。

 

しかし、私がダイトリ・・暴挙だ。

 

私はやりたいことがムクムク沸いてきた。

確かにそれは、転職するよりも、何かを始めることなのかも。

それを実現するように動いてみよう、と思った。

 

本当に事業化したくなったら、私がダイトリになるのも、

それも一つの方法だろう。

いずれにしろ、もう少し準備期間が必要だ。

 

ドラクエで例えたら、こんなかんじか。

 

友は続々、ダーマ神殿(転職の神殿)に向かっている。

私も行こうかなあ、と旅支度をしていたら、

隣にいた夫から肩を叩かれ、それなら肩書きを変えないか、と

打診があったかんじ。

全く予想外の展開に驚く。

【続く】