50代から「海外二重生活」に挑戦する日記

日本を出て、もっとゆっくり、幸せに暮らしたい。私たち夫婦は海外と二重生活ができるように、場所を選ばない仕事「コーチ」「不動産」をしながら、日本と海外の二重生活を目指します。

うまくいかない時は、自分の仕事を淡々とこなす、の巻。

振り返ると、冬の時代だった。
仕事では理不尽なことが続き、
モチベーションは1年ほど低空飛行だった。
「やさぐれ」ていた。
ところが、昨日、思わぬ光が差した。
どうやら私は、会社の10年来の問題を解決していたらしい。

 

仕事のモチベーションが低くても、
毎日やることはどんどん降ってくるし、
結果を出さなければいけない。

仲良しの友達に愚痴ったり、
先輩からアドバイスをもらったり、
「女子会」を企画した。

みなさんの助けで、何とか仕事を続けた。
やさぐれながらも、何とか乗り切った。

そのうち、やさぐれることに飽きてきた(笑)
単純な理由もある。
「こんな風に毎日仕事に取り組んでも、美容と健康に
悪そうだ。。。」

あるときふと、「禅」の本を読みなおそう、と思った。
元気な人は「禅」の本を読み直さないだろう。
辛い世の中を乗り切る知恵が欲しい人への
ヒントだった。

「我、常に切なり」 
外野の言葉は気にするな。
あなたがやるべきことは何か。
あなたの仕事に集中しろ。

これが、私の心のフックにひっかかっていた。
心はまだやさぐれているが、目の前の仕事をただ
「淡々と」こなすことにした。
感情を脇に置く。周りの嵐に飲み込まれない。

昨日は、役員面接があった。
やさぐれている時に必須な「マスク」をし、表情を変えず、
淡々と半年の取り組みを報告。

か「○○を5%から1%に削減しました。 続きまして・・」

おじさん役員「え?ちょっと、もう一回。
 ○○を1%にしたの? それ、大きな実績やで。」

か「はい。ただ、まだ取り組みは半分でしたが」

おじさん役員「それはこの会社の10年来の問題だったんや。
 新野さん、もっとここアピールせなあかんで。
 ちゃんと書きや」

か「(ポカンとする私)はい」」

目の前のことを淡々とやっていた。
アピールするどころか、やさぐれていたため、役員面接なんて
儀式だと思っていた。
「どうせあんたら、ちゃんと見てないだろう」と期待していなかった。

教訓。
1.当たり前だが、おじさんは、数字という言語なら理解する。
2.ついていない時は、感情を脇に置き、淡々と自分のやること
 に集中する。
3.実績を出そう、結果を出そう、と気負わないほうがいいかも。
 ただ、目の前の問題に取り組む。

大きな教訓だった。
少し光が見えた。
to be continued.