50代から「海外二重生活」に挑戦する日記

日本を出て、もっとゆっくり、幸せに暮らしたい。私たち夫婦は海外と二重生活ができるように、場所を選ばない仕事「コーチ」「不動産」をしながら、日本と海外の二重生活を目指します。

上海の地下鉄駅で、おばさんは大きなジェスチャーで 私に指示をした、の巻。

中国で学んだことは、「合理的に」ということ。
上海出張初日、地下鉄の駅で、私はオロオロと立ち尽くしていた。
なぜみんな走っているのだろう。終電なのだろうか。

夜到着のANA便で上海に着いた。
空港で両替をしたはいいが、大きな100元札しか持って
いなかった。

地下鉄のチケットが買えない。
おそらく、この札は大きすぎるのだろう。
両替をしようにも、何と言えばいいかわからない。
ジェスチャーで、「100元札だから入らない」

というと、職員のおばさんは、チケットを渡してくれた。
お金はいいからもっていきなさい、というジェスチャー

やっぱりみんな走っている。
この汗は、上海の熱気だけではないだろう。
夜中に異国で、無事にホテルに着けるのだろうか。

そして、改札のところまで行き、ピっとチケットをかざし、
バーまで行くと、バーが下りない。
どうしたんだろう、壊れているんだろうか。
終電かもしれないんだよ。

手にも汗をかいてきた。
困った顔でおばさんを振り返る。

おばさんは、娘を叱るような顔で、ジェスチャーをした。
バーをくぐるのよ。
「何やってんの。モタモタしないで、くぐればいいでしょ」

そうだよね。
日本人の私は、終電よりも
「たった3元をキセルして、異国で捕まったら面倒くさい」
「ルールは従わなければならない」

をとっさに判断していた。

くぐればいんだよ。
何て合理的なんだ。
あったりまえでしょう。

そして、旅行者に、必死の(*'▽')でジェスチャーをした
おばさんに感謝。