夢を売る、点ではジャニーズと同じ、の巻。
18歳の子を前にに、自分の仕事の話をする。
何を話したらいいだろうか。
仕事の厳しさを強調したら、今の子は仕事を恐れて
しまうのでは、と危惧している。
最近、「お座敷(講師)」の仕事に呼ばれることが
増えた。
大学、短大、高校など。
お座敷は断らないことにしている。
私の仕事は、一見派手に見えるようだが、とんでもない。
9割は、地味に書類と格闘している仕事。
泥臭い部分も多々ある。
それを全部伝えたほうがいいだろうか、と迷う。
同僚にも聞かれた。
同僚「あのさ、学校でこの仕事のこと全部話すの?
仕事したい、って思う子いなくなんじゃないの(苦笑)」
か「・・・迷ってるの」
「夢を売ったほうがいいんじゃないのかな。18歳の子には」
現実は、後でいくらでも直視するだろう。
でも、ちゃんと「仕事の楽しさ」を語る人が必要なんじゃないか。
大人って楽しいよ、を伝えたほうがいいんじゃないか。
それが私の結論で、これが求められている役目かな、と思う。
夢を売る点はジャニーズと同じ、と笑った。