脱皮したければ、着ぐるみから出るのを手伝うよ、の巻。
私が手伝いたいのは、脱皮ではないか、と思う。
青虫→さなぎ→蝶の「脱皮」期間は、
きっと苦しいはずだ。
人が何かを変えるときも、きっと苦しいはずだ。
最終製品が毒々しい「蛾」であってももちろん、ヨシ。
『AKBのように、
一般受けする、金太郎飴のような、
かわいい蝶ではないでしょう、あなた。
もし本当のあなたが蛾だったとしても、それを表現したらいい。』
と、あの女子にも、あの女子にも伝えたい。
「一般受けする、かわいい会社の女の子」が
イヤになったら、私に連絡をしてほしい。
フリーダイヤルを設置したいぐらいだ。
2年前にコーチングをした、Yちゃん。
前の結婚では苦労をされていて、
一番辛い時期にお話をする機会があった。
2年ぶりに会うYちゃんに驚く。
外見は、相変わらずチャーミングだが、
中身が、別人のように変わった。
自分の人生、自分でコントロールしたい、という。
私が卒業したビジネススクール入学も興味があるという。
ムム。別人のようだ。
でも当たり前かもしれない。
彼女は、変わったのだ。
自分で人生をコントロールする、と決めたのだ。
決断した人は、強いのだ。
結婚はひとつの幸せだが、
結局、自分の人生なのだよ。
私が彼女を見て出てきた言葉。
「Yちゃん、かわいいYちゃんの「着ぐるみ」から、
芯の強い本当のYちゃんが出てきたかんじよ」
それは、清清しい光景だった。
Yちゃんの周りの空気が澄んでいて、
言葉もシンプルで、強さがあった。
着替える時、女子は
ワンピースのファスナーを下ろすのは大変。
「おとなしくてかわいい女の子」の着ぐるみも同じだろう。
私が脱皮のお手伝いをするわよ。