異文化モヤモヤ・一刀両断☆日記

男社会・海外のビジネスの現場でサバイバルする女子の日記

交渉決裂は、ミスコミュニケーションが原因だった、の巻。

今日は、バイヤー人生で最もハードな
交渉だった。
自分で言うのもなんだけど、
今日の私はがんばったと思う。

予想はしていたが、交渉は決裂した。
We have no future.とあちらか言い出した。
緊迫し、精神的にも追い込まれた。

離婚は大変、と聞いたことがあるけど、
長年の取引先と関係を終わらせるのも、
同じように苦いな思いをするのだろうか。

 

そんなとき、取引先の新人が作ったパワポ
英語のチョイスが非常にまずく、
「長年の取引先に何でこんな書き方するの?」
と心象を悪くした。

イタリア人なら、机をたたいて怒るかもしれないが、
私は、交渉の授業で習ったスキルを自然にやっていた。
"Go to the balcony".

新鮮な空気を吸いに、外へ出た。
気を取り直し、また議題に戻った。

すると、奇妙なことに気がついた。
取引先の社長は、重要なメールを見ていなかった。
多大な誤解があったことに気づく。

結局、コミュニケーションが十分じゃなかったのだ。
だから、お互いに疑心暗鬼になり、関係は悪くなって
いた。

残念ながらひとつの商品は取引停止になった。
日本の品質基準を満たすのは、大変なようだ。
でも、他の商品は、まだ互いに協力し合って
開発していけることになった。

あちらの社長は泣きそうだった。
後から聞いたが、大変な事情を抱えていた。

ベテラン従業員が5人いっぺんに辞め、
新しい競合会社を設立していた。
そんなときに、長い取引先の担当の私とも誤解が
生じ、「カヨまであっちの会社と取引を?」と
疑心暗鬼になっていた。

最後は、笑顔で冗談も言えて終了。
めでたしめでたし。

私ができることは全部やった。
直球でぶつかることも、
社長の奥さんにお土産を買ってくることも、
女性従業員の心をつかむために抹茶キットカットを配ることも、
元従業員に「どうしたらいいか」意見を聞くのも。
全部やってみた。

自分の慰労会は明日以降にやろう。