50代から「海外二重生活」に挑戦する日記

日本を出て、もっとゆっくり、幸せに暮らしたい。私たち夫婦は海外と二重生活ができるように、場所を選ばない仕事「コーチ」「不動産」をしながら、日本と海外の二重生活を目指します。

できない理由を正当化していないか、の巻。

あるワークショップで、
外国人に会ったようなカルチャーショックを
受けた。
「2016年を振り返る」ワークをし、
ペアを組んだ男性の回答に驚く。

もう自分は
「公務員だし、36歳だから、人生半ば決まってしまった」と。

( ゚Д゚)こんな顔をしながら、
どんなおじさんが話しているのか、と思い、
顔を見上げてしまった。

 


いや、
定年間際のオッサンのような発言だが、
30代、って言ってたな。

ちょ、ちょっと待ってくれ、セニョール。
よく意味が分からないぜ。

まあ、彼の言い分を聞こうじゃないか。
気を取り直し、まずは話を聞いてみた。

つまり「もう何か挑戦するのに遅すぎ」と言いたいらしい。

か「え、何で決めつけてしまうんですか?」

その男性「もう、自分の人生36歳になると見えちゃうじゃ
ないですか」

か「いえ、私、よく意味が分からないんですが」

その男性「もう体力がなくなってくるじゃないですか」

か「一般論ではそうです。でも、体力つけようって発想は
ないんですか」

その男性「(話題を変えて)公務員の世界って、もう
自分の行く末が見えちゃうんですよ」

か「・・・。あの、確認していいですか。
自分を変えたいから、ここに来ている、ってことでいいんですよね。
あなたはどうしたいんですか。」

まるで陰と陽、
左脳と右脳、
ブレーキとアクセル(私)のような対極の会話。
彼が発する『枕詞』は全部ネガティブに結ばれる。

・・モヤモヤしてきた。
彼には彼の事情があるんだから、と思うが、
『いや、何言ってんだ』という気持ちがムクムクと湧く。

どうして、疑わないのだろう。
36歳だから、公務員だから(この方、どこに務めてんだろう)。

公務員を、しかも国家一種のエリートを辞めた知り合いもいる。
あなたは、36歳のあなたの同級生がみんな体力が落ちた
オッサンだと思っているんだろうか。
それは、世の同世代に失礼ではないだろうか。

一般化したい気持ちも分かる。しかし、
【すっかり諦め、オッサンになったあなた】がいるだけではないか。
単にあなたの世界が狭すぎる、だけだ。

仕事を辞めなくても、18時過ぎたら、土日は、
どんな自分でいるか、
どんな人生を送るか、
どんな価値観を持つか、【選択】するのはあなただ。

できない理由を正当したいのだろうね。
言い訳を言いだしたら、キリがない。

作家の本田健さんは
「私はキレイ過ぎるから、好きな人生を生きられない」と
いうの女性に会ったことがある、と言っていた。

なんでも言い訳になるのね。。おもしろいわね。

この男性は、もっと違う職種の人と会ったほうがいい。
36歳でぶっ飛んだ人生も、
自由な生き方をしている人も大富豪もいるんだから。
36歳で、って括れないわよ。

少なくとも。私は今のこの男性を
「飲みにいきましょうよ」と誘うことはない。
話の中身が見えてしまうから、だ。
おもしろい人と時間を過ごしたい。