50代から「海外二重生活」に挑戦する日記

日本を出て、もっとゆっくり、幸せに暮らしたい。私たち夫婦は海外と二重生活ができるように、場所を選ばない仕事「コーチ」「不動産」をしながら、日本と海外の二重生活を目指します。

怖いオーラを出している女子のオヤジ度
を無料査定、の巻。
人間観察エッセイを書き始めて5年ほど。
ファンが少しずつ増え、
最近は、ファンがわざわざ会いに来てくれる
ほどになった。

そんなことをしていると、カフェや居酒屋で
「観察してしまいたくなる人」が
勝手に私の隣にアサインされてしまうことが
増えた。

 

そして、最近は、
「あなたが書きたそうな人がいるよ」と夫が
通報してくれるようになった。

楽だし、ネタには困らず、ありがたいこと、だ。


それは、串焼き居酒屋であった。
「トイレに行くついでに、奥の席の女性二人を
見て」

と夫から通報があった。
早速、私は現場へ駆けつける。


二人は30代の、友達同志だろうか。
何だろうか、このイヤな雰囲気は。。

夫に言わせると、
活性酸素が出ている」と言う。

どう見ても、幸せそうには見えない、
愚痴大会のような二人。

いい男がいない、なのか。
仕事で評価されない、なのか。
新人が全然使えないのよね、なのか。


注文を取りに行くのも怖くなってしまう。

幸せの神様も、
居酒屋まで来てくれたとしても、
早急に退散してしまうだろう。


女性は、ある時点で、曲がり角を迎えて
しまうことがある。

仕事はおもしろいし、男性的な要素も必要だが、
誰も「オヤジになれ」とは言っていない。
二人は、お若いが、雰囲気はオヤジだった。

新橋のガード下のオッサンと何も変わりがない、
という事実に気づいていないだろう。

中古車の無料査定のように、
女性たちのオヤジ度を「無料査定」してしまいそうな
私。


プロレス解説をしていた、往年の古館一郎のように、
実況、解説もできそうな私。
全て解説できる。

(なぜなら、自分もオヤジ化しかけて、
 危ういところで、立て直した経験があるから、だ)

いや、最も分かりやすい「オヤジ度」査定は、
「欽ちゃんの仮装大賞」形式ではないか。

おおお、点数が上がっている、上がっている。
K点超えた!

わー!おめでとうございます★★

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あなたちの幸せを願おう。
そこで愚痴っている場合ではない。

幸せが、とっくに逃げ出していることに、
そろそろ気づいて欲しい。

あなたたちの「活性酸素」は、通路に、
いや、店中に広まっていた。


査定をするだけではなく、
最後は、瀬戸内寂聴先生のように、慈悲の気持ちで
締めくくりたい。

合掌。