50代から「海外二重生活」に挑戦する日記

日本を出て、もっとゆっくり、幸せに暮らしたい。私たち夫婦は海外と二重生活ができるように、場所を選ばない仕事「コーチ」「不動産」をしながら、日本と海外の二重生活を目指します。

女子ウケと男子ウケのどちらを狙ったら幸せになれるか、の巻。

これは、哲学的な命題だと思う。
高校生の時に漠然と感じたモヤモヤ。
アラフォーの私はやっと結論が見えてきた。

私は地方の女子高に通っていた。その女子高は、
「S女の女は勉強ばかりしてブスが多い」と、
女子としては屈辱的な烙印を押されていた(笑)
※注意:カワイイ子もいた。

ティーンの私たちは、それを聞いて非常にモヤモヤした。
不条理を感じ、やりきれなかった。

 


宿命のライバルのような女子高は、
偏差値のランクは下であっても、化粧もバッチリ、
可愛さと男ウケが至上命題とされ、男ウケが
【企業理念】のように植え付けられた女子高、
男子の人気が高かった。

一方、私たちは、こんな状態なので、
心置きなく勉学、部活に励んだ。

男ウケ < 女ウケ  が自ずと重要な
価値基準になっていった。

まるでガラパゴス諸島のように、
外的な影響を受けず、私たちは独自の進化を遂げた。

カワイイか、よりも、
これは私の女友達がドッと笑ってくれるか。

マトリョーシカの文章の原型も、ここで培われたように思う。
「キャ♪ ネイルやってもらったー」
と、カワイイ写真をアップするより
「私の女友達は笑ってくれるだろうか」が重要だ。

私の今のところの結論は、
女性は、良くも悪くも男で人生が変わる。

男ウケを考えて自分を変えるよりも、
私たちは自分たちのおもしろさ、自分の興味を
追及した、と言えるだろう。

あの思春期の時期に、とにかく自分を歪めることなく、
とにかく勉強、部活、女友達、に集中できた。

あれから数十年(きみまろ風に)。
男ウケだけで生きてきた女性たちは、今何をしているか。

幸せかい?
ハイスペックな男子を捕まえて結婚、がゴールではないわよ。

私の周りを見渡しても、
男ウケ狙いだけで生きていけるほど、人生sweetではない。

そんな「曖昧模糊で、移り気で、実体のないもの」
に頼るなんて、なんて危ないのだろう。

あのS女で勉強と部活ばかりしていた女子たちは、
久しぶりに会うと、あっぱれな仕事ぶり、
話をしても非常におもしろく、頼りになる。

「勉強ばかりでブスばかり」と言われていたS女。
アラフォーになって思う。
勉強ばっかりしていたこと、当たり前だが、
それでよかった。

目先にことに惑わされず、これでよかった。

そして、女ウケを重要にしていても、結局私は幸せになった。
これが今のところの結論だ。