友達って何だろう、を改めて考える、の巻。
友達って何だろう
大人になって、久しぶりにこんなことを考えた。
プチ哲学。
ずっと一緒にいたり、始終メールをしていた友達と
あっけなく終わってしまったこともあった。
頻度ではなく、『繋がりの濃さ』なのだろう。
派手な人、華やかな人との友情は、長続きしないのはなぜだろう。
派手な人、華やかな人は、相手のことよりも、
「自分をどう扱ってほしいか」
「自分はどれだけすごいか」のプレゼンに意識が
向いている人のように思う。
五木寛之さんのエッセイの中に、
タクシーがエンストして、真夏に田舎で
立往生する話が出てくる。
ここで、運転手、客がみんなで協力して
助け合った話が出てくる。
見ず知らずの3人の間に、不思議な一体感が生まれた、という。
「一緒に苦労をする」ことしか、いい友情は生まれない、
という意味だったように思う。
部活の時の友達、
会社の同僚、
NPOで一緒に地味な運営をした仲間、
社会人になって勉強をし直したときに
一緒に課題をやった学友
そんな「苦労をともにした人」との友情は、残るんだな、
と当たり前のことに気づく私。