50代から「海外二重生活」に挑戦する日記

日本を出て、もっとゆっくり、幸せに暮らしたい。私たち夫婦は海外と二重生活ができるように、場所を選ばない仕事「コーチ」「不動産」をしながら、日本と海外の二重生活を目指します。

何でこんな自慢を聞かないといけないのだろう、 「自慢をされたら、悲しめ」の巻。

おじさんの自慢話に辟易することはないだろうか。

(友がPCの前で頷き、共感している図が見える)

 

社会人経験を積んだ私は

「聞き流すテクニック」や、

「へ~、すごいですね!!!」
「○○部長だから、できることですよね!!!」
「ナイスショット!」

と言う位の社会性は身に着けてきた。

生きていくための
【必須テクニック】と言ってよい。
(学校で習わないけど)

しかし、ドッと疲れる。

 


おじさまの自慢を聴くと、今日は営業終了、ってほど
疲労困憊する。

エネルギーを吸い取られているのだ、と思う。
年下の人間の生気を吸って生きている
『老獪な妖怪』のよう。(ごめんなさい)

経営学者・楠木建先生は、実践的な提言をしている。

【自慢されたら、ひたすら静かに悲しむ。
かわいそうなおじさんだな・・・】

美空ひばりの世界、とのこと。

===以下抜粋===

黒光りオヤジに威張られたとき、
嫌がったり怒ったりせず、
ひたすら静かに悲しむ。
これである。
「このヤロー……!」と怒るのではなく、

「嗚呼、威張らずにはいられない。
哀しいなあ、人間って……」という方向に

気持ちを持っていく。
実は、僕はこれがわりと好きなのである。
 だいたい威張る人は気持ちのどこかに
寂しさがあるものだ。
いまひとつ仕事にやりがいがないとか、
自分の野心が満たされないとか、
単純に暇だとか、
何らかの寂しさというか満たされない心を抱えている。
だから威張る。

「人は哀しい、哀しいものですね」
「人生って、不思議なものですね」。
美空ひばり先生の歌声が聞こえる。