50代から「海外二重生活」に挑戦する日記

日本を出て、もっとゆっくり、幸せに暮らしたい。私たち夫婦は海外と二重生活ができるように、場所を選ばない仕事「コーチ」「不動産」をしながら、日本と海外の二重生活を目指します。

いい夫婦の日記念~妻、雀荘に突然現れる、の巻。 麻雀をやっている人は、口を揃えて同じことを言う。

麻雀をやっている人は、口をそろえて、同じことを言う。


「何か一つの手を間違えると、その時からガタガタと
 ダメになっていく」ものらしい。

どれだけ麻雀が好きなのか、と思う、うちの夫。
しかし、結婚当初、私は麻雀に偏見があった。
イメージが悪かった。
夫も、申し訳なさそうに、
時には私に言わずに出かけていき、
余計に私はいぶかった。

ある日、一言も言わずに出かけていった。
ご飯は一緒に食べられるのか、ちゃんと連絡して欲しい、と
怒った私は、ある「実験」をした。

 

 

こんなことをメールしたら、夫は何と返答するのか。
一抹の罪悪感を感じながら、雀卓を囲んでいるはずだ。

『至急、応答せよ』

後から聞いたが、
いい調子だったのに、
妻からのメールを見た途端、
鬼軍曹のような、そのメールを見た途端、
『坂道を転げ落ちるように』負けていった、という。

どれだけの精神的なダメージを与えたのだろうか。
集中できなくなってしまったのではないか。
会心の一撃だった、とも言えるだろう。

そして、ある日、私は雀荘に現れた。
家の鍵を持っておらず、家に入れなかったから、だ。

その雀荘は、昭和40年代のようなビルの一角。
夫とその仲間たちは、一番端のほうに居た。

「こんにちは」
鍵を取りにきただけ、だった。

「!!!!!」 

仁王立ちする妻。

大人たちはみな、手を動かしながら、動揺していた( ゚Д゚)
夫は怯えに満ちた顔をしている( ゚Д゚)

夫の友人たちも、いい大人なのだが、
まるで修学旅行で、
引率の先生にタバコを見つかったような( ゚Д゚)
動揺の仕方ではないか。

怒鳴り込みにきたと思ったのだろうか。
家に連れ戻されると思ったのだろうか。
鍵を忘れたことを伝えると、お仲間に笑われた。

心臓に悪かったはず、だ。
あの日も、ボロボロと負けていったのかもしない。