【続き】日本人にはラテンの血が入っているのは、本当か ~メキシコシティ編~
【祭】と書いてあるハッピを着たことがあるだろうか。
私は、23kgのスーツケースの中にハッピを入れ、
海外出張中だ。
この点は、宮川大輔と同じと言ってよい。
日本政府の親善事業でメキシコ・ペルーを訪問し、
リーダー職をさせていただいている。
「日本文化紹介」として、余興でよさこいソーランを踊る。
私は、そんなによさこいに熱いわけではなかった。
しかし、何かDNAを呼び覚ましたような、
【寝た子を起こすように】
本来備わっていた熱い血が沸いてきたのは、
感じている。
そして、メキシコシティで、いよいよ私たちの演舞(笑)が
始まる。
マジメな日本人の私たち、始まる前にリハーサルをした。
オヤ・・・・
何ということだろう。
時差ぼけと、疲れなのか、息切れがしてしょうがない。
これは、私の年齢のせいだろうか。。。
そもそも20代の中に入ることが間違っているのだろうか。
「私が足を引っ張らないだろうか・・・・」
息切れをしている自分を恥じ、青くなっていた。
ところが、周りの20代の子たちも、なんと、息切れをしていた。
ムム、【高地で酸素が薄いから】なのだ。
これが標高2000kmの息切れなのだ。
よかった、年のせいじゃなかった(爆)
安堵で、頬がゆるむ私。
心なしか、踊りのキレも戻ってきた気がする。
私たちは、息切れしながらも、メキシコ人のみなさまの前で
大喝采をいただく。
よかった。
ラテンの人には、威勢がよく、アクティブなヨサコイが
大好評。予想通りだった。
※高地についたら、1週間は【激しい運動をするな】とのこと(笑)
良い子は、標高2000メートルで、到着してすぐにヨサコイを
踊ってはいけません。