俺の話を聴け、5分だけでいい♪の巻。
その人は、人の話を聴くトレーニングは
不要だ、と言った。
こんなの本を読めば分かるから、と。
おもしろいなあ、と思う。
そういう人の部下に限って、会社辞めちゃったり
するのに。
その人は、先日の私の投稿にも登場したので、
ここに抜粋したい。
彼女はある企業でマネージャーをしていた。
第一印象は、
「戦時中に、尋常小学校の先生」だ。
おっかなくて、話しかけられない。
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私が出会った、
【絶対に鉄の鎧を脱がない】女史と話をして、そう思った。
彼女は、自分に自信があり、プライドが高く、
常に人に厳しい。
彼女と話していると、心が緩むスキなど一つも
見えない。
「戦時中の尋常小学校の先生」のような雰囲気と
厳しさを持ち合わせた人。
まるで、【鉄壁の城=熊本城】に攻め入る気持ちに
なる。
まるで、あの女史は、
【女城主・直虎】のようだ、
天守閣に誰も入れない。
高い高い塔に住んでいる「ラプンツェル」のようだ。
ラプンツェルは、さらに、自分の塔を高くし、
人を寄せ付けず、人を見下している。
誰が、彼女を応援したいだろうか。
少なくとも、私はNOだ。
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古い事例で恐縮だが、
ある企業で
A支店の営業部長は、部下が営業に行く時、
「頑張れよ」 と言った。
B支店の営業部長は、部下が営業に行くとき、
「頑張ってるな」と言った。
どちらの支店の営業成績が上がったか。
A:上司が部下に「頑張れよ」と言う場合、
部下は大きなプレッシャーを感じる。
B:これは「自分のことを見ててくれるんだな」
と思い、部下の気持ちが上がる。
B支店の営業成績のほうが良かった。
そんな小さなことで、部下のモチベーションは
上がりもするし、胃が痛くもなるんだよ。
彼女は、人の話を聴かない女性だった。
だって、鉄壁の城に住んでいるんだから。
部下がかわいそうだな、と思う。
5分だけも、ちゃんと話を聴いてくれたら、
「頑張っているな」って言ってくれたら、
それだけで、部下の気持ちは晴れるのに。
あの有名な歌があるじゃないか。
「俺の話を聴け、5分だけでいいから♪」