あなたが一番輝く場は? ~求人広告に、自分を合わせない、の巻。
お客様の言葉に、ハッとする。
私はコーチという仕事を始めて、
今は全部ネットで仕事ができており、
遠くはUSA, イタリア、ニュージーランド
に住んでいる方の相談に乗っている。
USA在住の女性と、スケジュール調整を
していた時、リスケがあった。
「オーディションが入るから、
セリフを覚えないといけないんです
すみません。」
と言っていたことに、新鮮な驚きを覚えた。
オスカー女優を、本気で狙っている、という。
本業は他にあるし、子どもも上は20歳から、
3人いる。
離婚もしている。
でも、彼女はオーディションを受け続けている。
ドアをノックし続けている。
私は、新鮮な驚きを覚えた。
そうだよ、いくつになっても、やりたかったら
夢を追えばいいのだ。
私は、まだまだ、日本の思考回路が抜けて
いない。
例えば、彼女のように「本気でオスカー女優」
狙ってもいいじゃない。
元気になった。
日本にいると、
「あなたの職務経歴では○○
年齢だと、これぐらいの給料」
と、枠に入ることが普通になっている気がする。
オーディションは、受け続けないと。
そうだよ。
半径5メートルの可能性だけを拾って生きてく
のではなく、
「本当に行きたいところに、ノックし続ける」
「オーディションは受け続けないと」
コーチの私が、彼女から「枠」を外して
もらった瞬間だった。
求人広告に、自分を合わせない。
私は、どうも、フツーの枠にはまらない。
それがコンプレックスだったが、
もしかしたら、それは長所なのかもしれない。